与党(進歩)共に民主党の朴映宣ソウル市長選候補、劣勢のなか、中国人に支持を訴える

投稿者: | 2021年3月28日

ソウル市長選(4月7日投開票)が迫ってきた。野党(保守)が優勢とみられるなか、与党(進歩)共に民主党の朴映宣候補(パク·ヨンソン 女61)は意外なアピールをした。

26日、ソウル西大門区新村の現代デパート前で演説し、ソウルに住む中国人が朴候補を支持しているという点を強調。現政権の親中基調の流れに乗って、中国系の票心(投票での支持)を確保しようとしたのだった。

●朝鮮日報 2021.03.26
与党、中国人の票心に反転か 「華僑も投票可能」を強調
https://www.chosun.com/politics/2021/03/26/5ZE7YBILRRA6RH3TDFCZS25BFM/

自分を「華僑3世」と明らかにしたある中華料理店代表は同日、演壇に立って朴候補支持演説を行った。
「自分は韓国とソウル市に納税し、義務を果たしてきた。朴候補は市民の声に耳を傾け、市民政策を積極的に打ち出し、暮らしやすく先進化されたソウルをつくり出すリーダーシップを持った人だと思う」と発言した。

そして「華僑には国会議員選挙の投票権はないが、ソウル市長選挙の投票権はあり、朴候補に投票する」と。

大統領選挙や総選挙と違って、自治体の首長を選出する地方選挙では永住資格(F5)を取得して3年が過ぎた登録外国人は投票権を行使できる。

昨年(2020年)12月現在、ソウル市に登録された外国人は24万人。そのうち、韓国系中国人(朝鮮族)は9万人。彼らを除く中国人は5万人、台湾国籍者は7800人。ソウル市に登録する外国人の半分以上が中国系だ。永住資格を持ち、投票権を持っている人は約4万5000人で、大多数が中国人と推定される。

朴映宣候補のかつての地域区である九老区に登録された外国人は、ソウル市25区で最も多い2万8080人。このうち永住資格を持つ登録外国人は7887人で、大林洞がある永登浦区(8038人)の次に多い。2019年に「共に同胞連合会」という朝鮮族団体が社団法人として発足した当時は、朴元淳ソウル市長が創立式に出席して祝辞を述べた。

中国>朝鮮族>韓国左派>女性団体>共に民主党(現与党・進歩)>文在寅政権

この連携が大きな勢力を形成し、韓国を根底から変えていっているのだが、それがよく分かるエピソードだ。もちろん、登録外国人とは別に帰化した外国出身者もいて、その多くも中国系だ。

 

▼山本光一の本 4月23日発売

アマゾンなどで予約受付中です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA