強制わいせつを受けた空軍の女性下士官が自殺 またしても韓国軍内の闇(悪癖)が犠牲者を生む

投稿者: | 2021年6月2日

韓国軍内で、また、女性軍人がわいせつ行為を受け、それを苦にして自ら命を絶つ悲しい事件が起きた。●韓国日報

先任(先輩)の副士官(下士官)からわいせつ行為を受けたことを通報した空軍の女性副士官が自殺。軍当局が捜査に乗り出した。 女性の遺族によるとは、通報した後、組織的な隠ぺい、懐柔、脅迫といった2次加害があったとのこと。

5月31日、軍関係者らによると、この女性は忠清南道瑞山の空軍某部隊所属のA中士(軍曹)。

今年3月初めに先任のB中士から強制わいせつ行為を受けた。 新型コロナウイルス感染症への対応から、飲酒および会食の禁止令が下された状況だったが、A中士は「必ず出席しろ」というB中士の圧迫に耐えられず、他の部隊員と一緒に夕食の席に出席した。食事後、帰宅する車中、後部座席でわいせつ行為を受けた。 前の席では後任(Bの後輩)の副士官が運転していた。

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翌日、A中士はすぐに被害事実を通報し、部隊からの転出を要請したという。 しかし、迅速な分離措置を取ることはおろか、加害者と部隊の上官たちからの懐柔と脅迫が始まった。「なかったことにしてくれ」と懐柔した上官もおり、同じ軍人のA中士の恋人にも接触し、A中士を説得するよう迫ったという。 A中士は5月18日に他の部隊に移されたが、4日後の22日、官舎で遺体で発見された。

A中士は恋人と婚姻届を出した当日の夕方、自殺した。遺族は、A中士は「最後の姿を携帯電話の動画で残していた」と、メディアのインタビューを通じて明らかにした。 遺族らは軍当局に厳正な捜査を求めている。

空軍関係者は「現在、強制わいせつの件については軍検察が、死亡事件および2次加害については軍事警察が捜査している」とし「徹底的かつ厳正に捜査し、明らかにし、法と規定に基づいて措置する」とした。

まったく…、とんでもない事件だ。亡くなった女性も気の毒だが、残された恋人の軍人の心中も察して余りある。職業軍人してこのレベルであるから、最近、一部で浮上している「男女同権なんだから、女性も徴兵せよ」という主張は危険極まりない!


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